こんにちは,米国データサイエンティストのかめ(@usdatascientist)です.
下の記事で私の英語力の推移とおすすめ勉強法の概要を紹介しました.
今回は応用編3. シャドーイングのやり方について解説していきます.
シャドーイングというのは「聞いた内容をそのまま発声してなぞっていく」勉強法です.
ものすごくシンプルで音源さえあればどこでも気軽にできるのでおすすめです.
目次
シャドーイングで身につくポイント
シャドーイングで身につくポイントは
- 文法,熟語,フレーズ,イディオムを音で記憶する
- 英語のリズムを習得する
- 発音の練習(特に文章を流暢に発音する練習)
- 結果,リスニング,スピーキング,文法,発音・イントネーションの勉強になる
だと思います.
ただ,頭をフルで働かせながらやらないとこれらは身につかないです.気軽にできる反面,正しくやらないと全く意味がないのがシャドーイングです.
また,ある程度基礎ができていないとシャドーイングはできないです.最低限の発音と単語,文法は身につけてからやりましょう.
習った文法や発音をシャドーイングを通して身につけるイメージです.ただ音をなぞるのではなく「こういう言い回しをするのか」とか「この単語を使うのか」というのを意識しながらやることが重要
シャドーイングのやり方とポイント
やり方は簡単で,英語を聞きながら聞いた英語をそのまま声に出して発声しましょう.1秒くらい(多分)遅れて発声するイメージです.
重要なのは,「文の構造と意味を理解しながら聞く/発声する」ということです.
これをしないで思考停止状態でやっても意味がありません.ただ聞いた音を発声しても,本来のシャドーイングの効果は得られないと思ってください
文の構造を理解しながら聞くというのは,例えばSVOなどの基本文型を意識するのもそうだし,三単現のsや時制の一致を意識しながら聞く.
構文を意識するのも重要です.to不定詞やthat構文をちゃんと意識しましょう.
そして,「自分が人に伝えているかの様に話す」ことが重要です.話し手の意識で発声しましょう.
音源は基本垂れ流しでいいと思います.ディクテーションのように何度も反復してやるのではなく,常に新しい内容をひたすらシャドーイングするのでOKです.
Audibleがおすすめ
教材はなんでもいいと思います.海外ドラマでも,ニュースでも.
ただ,最初はかなり難しいので簡単なものから始めましょう.おそらく多くの人にとって,海外ドラマやニュースは難しいと思います.
私は今でもこれらのシャドーイングはうまくできません.
そこで,おすすめはAmazon Audibleです.これであれば
- 低速再生が可能
- プロのナレーターなので聞き取りやすく音が綺麗
- 一冊購入すれば数時間分使えるので,コスパ最強
です.
私は通勤中,シャワー中など,空いた時間によくシャドーイングしてます.いつでもどこでもスマホ1つあれば気軽にできるのがいいですね
最初はかなり難しいと思います.なので,Amazon Audibleで子供向けの本を買うといいと思います.ディズニーものとかはわかりやすいです.
Amazon Audibleはプロのナレータが本を読み上げてくれて,それを聞くことができるサービスです.(詳細は下のリンクへ)
月額1500円で使え毎月1冊分購入できるコインが付与されます(つまり月額1500円払えば毎月一冊貰える).今は2ヶ月(!?)無料体験やっていてしかも一冊無料です.(2020年3月現在の情報です.通常は30日間無料体験なのでお早めに)
操作画面(iPhone)はこんな感じ↓で,スピードを変えたり,30秒前に戻るボタンがあったりと,使い勝手は最高です.
こちらは小説のAudibleですが,7時間ほどあるので,一冊買えば何ヶ月も使えます.
また,途中に会話が入るような小説であれば,会話の部分はちゃんとナレーターが変わったり,会話っぽくナレーションしてくれるので,書き言葉だけでなく話し言葉も一緒に学ぶことができます.
本当におすすめのツールなので,まずは無料体験で試してみてください.(1冊無料です)
まとめ
今回はシャドーイングのやり方について説明しました.やり方は簡単で
「聞いた英語を,頭をフル回転させながらそのまま発声し続ける」
です.本当に手軽にできるのがいいです.自分が話している様な感覚を保ちながらやりましょう.文法,言い回し,フレーズ,英語のリズムを意識することが重要です.
ネイティブになりきってやるといいです.
音源はひたすら垂れ流せるものがいいです.「ある程度量があるもの」と「速度を変更できるもの」が最適だと思います.
Amazon Audibleは,一冊買えば数時間分の音源が手に入りますし,再生速度も細かに変更できるのでおすすめです.
今なら2ヶ月無料で一冊無料でもらえるので試してみてください.シャドーイングだけでなく,ディクテーションの教材としても最適なツールなのでおすすめです.
それでは!