こんにちは,米国データサイエンティストのかめ(@usdatascientist)です.
今日は英語での履歴書の書き方をまとめてみます.(エンジニア向け)
海外では日本のような「エントリーシート」のようなものはなく,新卒も中途もありません.
特にアメリカはレジュメ文化です.日本ではあまり履歴書って見られないですよね?ただ経歴を書いているだけだしそんなに学歴(特に大学の選考とか)は意識されないので.
しかし,アメリカをはじめ多くの欧米国はレジュメ社会ですので,いつでもレジュメを出せるように用意しておくといいです.
だめです.日本語と英語では履歴書の作り方が全然違います.
日本の履歴書を英訳するなんてことはせず,きちんと英語版のものを用意しましょう.
以下は私がアメリカ就活していたときに,実際にスクールから教えてもらった書き方です.
結論からいうと
1.履歴書生成ツールcreddleを使う
2.重要なことから書く
3,それぞれの職種(Job description)向けに複数パターン用意しておく
それでは見てみましょう.
目次
重要ポイント1:履歴書生成ツール(creddle)を使う
creddleは,無料で使える履歴書生成ツールです.
Wordとかで履歴書作ると,フォーマットを整えるの,大変ですよね?
creddleは,選択したデザインに合わせてフォーマットを自動で組み立ててくれるのでめちゃくちゃ便利です!
履歴書の中身だけ書いておけば,あとは自動で超かっこよくフォーマットしてくれます.
こんな感じ↓
めちゃくちゃかっこいいし,デザインテンプレートを選択するだけでいろんなフォーマットに変えてくれるので楽チンです!
有料版もありますが,無料版で十分使えます.
creddleの使い方は別途記事にしていこうと思います!
追記⇨こちらに記事を書きました!
重要ポイント2:重要なことから書く
日本の履歴書って,学歴も職歴も過去から書きますよね?でも,英語の履歴書は逆です.
日本:(古)高校⇨大学⇨大学院(新) 海外:(新)大学院⇨大学(古)
これは,「直近の情報の方がより重要だから」です.
これは履歴書全体の構成にも言えます.
もしあなたがこれから申し込む職種と同じ職歴を持っていれば,職歴を一番上に書きましょう.
職歴はないけど,もしあなたがこれから申し込む職種に関連した学位をとっていれば,学歴を一番上に書きます.
例えばSoftware Engineerの仕事に応募するけど,関連した職種もなくてComputer Scienceの学位もとっていなければ,プログラミングのSkillやサイドプロジェクトでやっていたことなどを上に書いて,学歴は下にします.簡単ですね〜
重要ポイント3:それぞれの職種(Job description)向けに複数パターン用意しておく
北米では会社に就職するというよりは職種に入職するというイメージが強いです.
日本だと,トヨタのひと,Googleのひと,楽天のひとといった感じで会社がその人のラベルになりますし,実際に働く人も「トヨタで働いています」って感じで自己紹介する人が多いと思います.
アメリカでは会社名よりも職種(Job Title)の方がよっぽど重要で,働く側としても「会社に入る」というよりは「この職種に定義された仕事をやる」という意識で入社します.
そのため,会社は職種の内容を徹底的に定義して,募集をかけます.試しにGlassdoorのエンジニアの募集を見てみてください.
どの会社はずらっとResponsibilitiesとかを書いています.働く側の人は「ここに書かれていること以外のことはやらなくていい」という意識でいますし,会社側も「ここに書かれていること以上のことは社員にお願いできない」ということになります.
そのため,この応募に出している内容(job description)というのは会社側は徹底して精査して出しています.
同じような会社・職種でも,このJob descriptionはポジションによってまちまちです.
あと,このJob descriptionに関係のないことを書くのはやめましょう.趣味とかねw(アメリカでも時々みるけど,どうしても書きたいなら一番最後に書きましょう.)
なので,応募先に応じていくつか複数パターンを用意しておくといいと思います.
まとめ
さて,今日は英語でのレジュメの書き方についてまとめました.
海外ではレジュメが超重要です.レジュメが一人歩きして,リクルータから連絡くることもあります.私がアメリカでオファーをもらう時も,同じ会社ですがレジュメの提出を求められました.
社内で異動するときも社外からの応募者同様レジュメを求められます.アメリカはレジュメ社会なんだなぁと実感しました,
ここまで読んでいただいてありがとうございます.本ブログでは海外勤務について色々記事を書いておりますので是非読んでいってください!
それでは!